風邪症状(高熱,咽頭痛,腹痛,吐き気)で受診される場合の注意点
新型コロナウイルス「COVID-19」感染症のみならず、普通感冒、インフルエンザ、腸炎、など様々な「感染性疾患」は全て回避する必要があります。当院では「感染性疾患」で受診された方と「感染性疾患以外」で受診された方の院内での待機場所を空間的に分離することで待合室での感染拡大を防止しています。感染性疾患のそれぞれの症状にあわせた待機場所を確保すると同時に緊急度に合わせた迅速な診察を行うために、Web問診を取り入れています。
発熱や咳、下痢、嘔吐、咽頭痛、扁桃腺の腫れがある場合は、下記QRコードまたはURLリンクでの問診票に回答し、来院前に必ずお電話 072-971-1221 でご連絡をお願いいたします。
WEB問診 QRコード |  |
URLリンク |  |
《発熱外来・総合内科のネット予約》
発熱・感冒症状の方を受け入れる体制が整っております
当院は、大阪府福祉保健局より「発熱患者診療・検査医療機関」および「帰国者・接触者外来と同様の機能を有する医療機関」に認定されており、一般の患者さんと一切接触しない様に発熱外来と一般外来フロアを完全に分けるなどの対策を行っております。厚生労働省や保健所の指示に従い院内感染対策を徹底してます。
このような症状の方は発熱外来を受診してください
- 37.0度以上の発熱症状
- ・発熱の原因の多くは、感冒症(風邪)やインフルエンザなどのウイルス感染症と、肺炎や尿路感染症などの細菌感染症です。2週間以上にわたって発熱が続く場合は、特殊なウイルスによる感染症や誤嚥性肺炎、結核菌による感染症、膠原病、悪性腫瘍などの可能性を考えます。
■インフルエンザ:発熱、咳、喉の痛み、鼻水、倦怠感
■結核:咳、痰、発熱、体のだるさなどの風邪症状が2週間以上続く
■溶連菌咽頭炎:喉の痛み、発熱、扁桃腺の腫れ
■新型コロナウイルス感染症: 咳、喉の痛み、発熱、鼻水、嗅覚・味覚の喪失
- 咳、喉の痛み、⿐⽔などの症状
- ・上気道炎(風邪)やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどのウイルス感染症と細菌感染(溶連菌)が原因で咳、喉の痛み、鼻水などの症状が出ます。
■風邪(上気道炎):咳、喉の痛み、鼻水
■インフルエンザ:発熱、咳、喉の痛み、鼻水、倦怠感
■溶連菌咽頭炎:喉の痛み、発熱、扁桃腺の腫れ
■新型コロナウイルス感染症: 咳、喉の痛み、発熱、鼻水、嗅覚・味覚の喪失
- 下痢や嘔吐などの腹部症状
- ・ノロウイルス、ロタウイルス、カンピロバクターなどが原因の感染性胃腸炎や食中毒、腸の機能が乱れることで起こる過敏性腸症候群 (IBS)、潰瘍性大腸炎やクローン病など、腸の炎症が慢性的に起こる炎症性腸疾患 (IBD)、ストレス、暴飲暴食、冷えなどが原因で下痢や腹痛などの症状が出ます。
■感染性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルス、カンピロバクター):下痢、嘔吐、腹痛、発熱
■食中毒:下痢、嘔吐、腹痛、発熱
■過敏性腸症候群 (IBS):下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感
■炎症性腸疾患 (IBD):下痢、腹痛、血便
- 味覚障害、嗅覚障害
- ・多くは無症状 ・頭痛、肩こり、動悸、耳鳴り、めまい、吐き気、息切れ、手足のむくみなどを伴うこともあります。
- 周囲にインフルエンザウイルス陽性者がいる
- 周囲に新型コロナウイルス陽性者がいる